腰痛の原因
背骨の一つ一つの隙間には、椎間板という軟骨性の板があります。 椎間板は腰の骨に対してクッションの作用をしていますが、いろいろな原因でクッションが弱くなり、衝撃を吸収できなくなって腰が痛くなります。 その他姿勢が悪かったり、腰の筋肉が弱まったり筋膜や靭帯(いわゆるすじ)の弱化でも腰痛がおこります。
腰が痛くなったら
- 素人判断はだめですから、痛みが続くようならば必ず専門医にみてもらいましょう。薬と一緒に体操を勧められることもあります。
- 腰をマッサージ(腰の筋肉の緊張をほぐす)しましょう。
- ぬるめのお風呂に入り、腰の筋肉を伸ばしましょう。
- 寝ながら両膝を抱えたり、腰をひねる体操をしましょう。
腰痛体操
- 腹筋運動
ゆっくり起き上がり、肩が床から25cmのところで5秒止め、再びもとの位置にもどします。この体操を3回ぐらいから始めて、10回くらいします。 - 臀筋運動
おなかとおしりをちぢめ、状態はそのままでおへそをあごの方へむけるようにします。5〜10回くらい行いゆっくり休みます。 - 背筋を伸ばす
両手で両膝をわきの下に抱え込みます。できれば10〜20回くらい連続して行います。 - 屈筋を伸ばす
手指が足元に届くように身体をかがめ、膝の後ろにある屈筋を伸ばします。 - 股関筋を伸ばす
片足をできるだけ曲げた状態で、足を抱えて交互に行います。 - しゃがむ運動
両足を30cmはなしてたち、状態をまっすぐにしたままゆっくりしゃがみ、またゆっくりと立ち上がります。