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ハネのエビ撒き釣り

 

エビ撒きと言うと岸和田、大阪湾、神戸須磨が有名ですが、私の地元兵庫県西宮でも結構昔からエビ撒き釣りが盛んなようです。

芦屋浜と南芦屋浜の間の水道のテトラ(現在は撤去され両岸とも整備され公園となっています。)は結構大物も釣れて、テトラ一つに一人と言う間隔で 釣り人が並んでいたものです。釣り雑誌にも良く紹介されていました。

私がこの釣りをはじめたきっかけは、ちょうど湾岸線が 開通した時南芦屋浜の入り口に行ったのがきっかけでした。

まだ整備中の公園の入り口に1台の車が止めてあり、年配のお2人で釣りをされていました。

その時エビ撒き釣りなるものを初めて見、次の日に見よう見まねでやったのが最初です。 ビギナーズラックというかタイミングが良かったのか最初で7匹も釣ってしまい。

そこからはまりました。

震災があり、釣りを再 開すると同時にパソコン通信も始め、いろいろな人たちに教えを請い、今日に至っています。この釣りの面白さは一度味わったら 止められないだろうと思います。

お近くの方がいらっしゃれば是非ごいっしょしてください。

対象魚:スズキ

ハネ。

関西では餌釣りの場合、スズキと呼ばれるのは60cmを超えるもの(場所によっては70cm以上でないと呼ばないようです)。

40〜60cmはハネ、40cm未満はセイゴと呼ばれています。

ルアーで釣るとすべてのサイズがシーバスと呼ばれますからなんか不公平な気もします(^^;。

友人を初めてエビ撒きに誘った時、釣れたのが20cmに満たない木っ端セイゴだったのですが、人に言うのに照れくさいのかシーバスを釣ったと言っておりました(^^;。

スズキの生後3〜4年の物がハネと呼ばれ、エビ撒きのシーズンはほとんどがハネクラスです。

釣り場

私が好んで通っていたのは、地元西宮浜の石畳。

夙川、芦屋川の河口にできた埋め立て地の縁が大阪湾に向けて本土、隣の埋め立て地との間に水道を作っています。この水道の縁が石畳になっており、ちょうど水路が分岐するあたりが好みのポイントです。

水路の幅は150mくらいあるのでしょうか。 水深は岸から15mあたりで5,6mというところです。

以前は底はかなり荒れておりアブラメ、ガシラなどの根魚、メバル、キビレなどかなりいましたが、震災後整備が進み、潜水夫が潜り、 石組みを奇麗にされたようで根魚はほとんど見なくなりました。

また、マンションが建ち、車を止める場所もなくなったので最近は芦屋浜と南芦屋浜の間の水道に行くことが多くなりました。

沖の武庫一と呼ばれる防波堤、岸和田一文字、兵庫突堤、和田防波堤などにも行ったりしています。

水深がずいぶん違うので時期、場所によってタックル仕掛けを換える事になります。

タックル

竿は、水深の浅い釣り場で、岸から10mあたりを潮に乗せて釣り、対象魚がハネ、セイゴならば0号から1号の磯竿で十分です。

ひょっとして大物が来るかもと思いながらも私は06号の磯竿を主に使っています。足場の低いところなら4m、高いところなら5.3mというところでしょうか。

水深のあるところなら1号から2号の磯竿というところでしょうか。入門時には2号を使っていました。

リールはレバーブレーキのダブルハンドル・スピニングリール、道糸はルアー用の2号程度のものを使っています。

レバーブレーキにしているのは単にドラグの調整が下手だからです。

ダブルハンドルのリールはメーカーがあまり作らなくなりましたのでファンとしては寂しいです。

あまり大物がかかることはありませんが竿のやわらかいものでやり取りを楽しみます。 40cmくらいのものでも結構引きますので竿あしらいを楽しみながら、ちょっと糸を出したりして遊びます(^^;。

仕掛け

上記の竿、リールに浮き止め、シモリ、スイベル、シモリ、カラマン棒、クッションゴムをセットします。以前は水中浮きをつけていました。 よく行く釣り場は2枚潮になることが多いので潮に仕掛けを乗せるためです。

最近はシモリ、からまん棒、クッションゴムははずしてウキ止めも糸を使い、できるだけシンプルにするようになりました。

浮子と錘は水深と魚のいる棚によって調整します。棚が2尋くらいなら05〜1号まで、3尋以上になると2号を主に使っています。

べたなぎの時は、へら用の羽根浮子を使ったりしますが水面が波立つと、光線の関係で非常に見にくくなります。
セル浮子のトップだけ2cmくらい出して釣られているベテランの人もいますが、私はもっぱら釣研のチヌ浮子を使っています。 軸がグラスで小さな団子が3つあり胴はひょうたんのようにくびれている奴です。これで小当たりを拾います。

水深が浅い場所の場合、冬場で2尋、夏場は1尋位を釣りますので、感度の良い物が必要です。 水温が上がり食いがたっている時は小当たりを取る必要もありませんが、冬場のあたりの渋い時は小さなあたりを逃すと釣果も逃げていきます。

ハリスはフロロカーボン1.2号を常用しています。ハリスは2号でも問題はないようですが、やはり細い方がいいと思ってしまうし、 あまり細いと腕が伴わないしということで中途半端な路線です(^^;。

針は細地チヌの4号まで。ハリスを1尋ほどとって結びます。途中に割りシズは打ちません。 よほど潮の流れが速ければ別ですが、潮の流れが速いと餌がたまるようなしもりのあるなどの好条件が揃っていなければ撒き餌が利きませんから釣れません(^^;。

釣の名前の示すとおり生餌であるシラサエビ(スジエビ)を撒き餌、釣り餌として釣ります。

私の場合は早朝の2時間くらいの釣りですから、餌は撒き餌用に1時間1杯の割合、付け餌に1杯、最初のポイント作りに1杯ということで標準4杯をもっていきます。 餌のシラサも時期によって大きさ色が異なります。付け餌としてはとにかく活きのいいもの。できたら小ぶりで、色の白いものが良いような気がしています。 理由はわかりません。何となくの体験です。

時期的に餌のシラサが弱っていたり、小さすぎたりする場合は地エビを1杯混ぜたりしています。 クーラーを改造したエビブクでエビを活かしながらの釣りとなります。

釣り方

私は日の出の1時間前くらいに家を出て餌屋に寄り、ポイントに入ります。

釣り場に着いてポイント作りの撒き餌を柄杓で2杯ほどします。

それから仕掛けを作ります。竿を伸ばし、タモを組み立て、ハリスを結んで。。。それから、もう2杯ほど撒き餌をして、付け餌をつけ、仕掛けをほうり込みます。

浮きのなじみ方を点検し良いようなら浮きの潮上から撒き餌をかぶせます。

この釣りはとにかく撒き餌を切らせると釣れない釣りですから撒き餌はコンスタントにします。 ただ、潮が早く流れ、周りの誰もがあたりが無いような時に山ほど撒いてもしかたありません。

私の場合は自分の前左右30度から45度を一流しすると、付け餌を変え、撒き餌をします。

ただ、漫然と流すだけでは付け餌のエビがただぶら下がっているだけになってしまいますので、浮きを止めたり、 ちょっと引っ張ったりで、エビが動き、その動きが目立つようにしていきます。

あたりの出方は時期、魚の大きさによって様々です。

1月から3月くらいまでは非常にあたりが渋く、水深があまりない場所では浮きが流れとは少し違った動きをし、トップが1cmくらい入ったら合わせます。 サイズが大きくなるほどあたりが渋いですね。これを見逃している人はボウズとなり、魚がいないとか、エサとりがいるとか言っています。 一般にハネは浮きが沈んで1,2カウント取ってから合わせなさいと言いますが、水深がないとこれは通用しないように思います。

セイゴクラス(木っ端)だと勢い良く餌を飲み込んでいきますし、4月の下旬くらいからは水温も上がり活発に捕食してくれるようです。 この時期は置き竿をしておいても向こう合わせでかかってくれます(^^;。

初めてハネ釣りをする人をこの時期連れて行くと大概はまります。


一般に潮止まり前後、潮が動き始めた時が食いがたつと言われています。 薄暗い時、少し濁りが入っている時が良いようで朝に限らず、夕まずめ、日中でも濁りのある時、曇天の時は釣れています。

私は基本的に朝まずめ専門です。

あと、よく行く場所では、潮は満潮から下げに入った時が良いように思います。これはこの場所が、光の加減からいってもその時の方が浮きが見えやすいからかもしれません。

 おすすめ本 

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